社会的背景と経理業務外注化の有用性
皆様こんにちは、BPOコンサルティング部の草刈です。
いつも当サイトをご覧頂きまして有り難うございます。
日中大分涼しくなってきて、秋の訪れを感じますね。
本日は近年の社会的背景において、経理会計業務をアウトソーシングすることへの有用性をお話ししたいと思います。
■近年の社会的背景
近年の社会的背景として、労働市場の有効求人倍率は上昇傾向(求職者に対して求人件数が多い傾向)にあり、コロナ禍では経済活動の停滞から一時的に下降しましたが、行動制限が緩和され経済活動の正常化が進んでいることで雇用情勢が好転し、コロナ前の水準に戻りつつあります。
また、近年は終身雇用にとらわれない考え方も浸透しつつあり、転職が特別なことではなくなり転職しやすい環境になっていることから、人材の流動も活性化しています。
さらには少子高齢化社会と未婚率の上昇により、労働力人口が減少していく中でも、企業が生産性を高めていくことが課題になっていると思います。
このような「労働力の減少」と「人材の流動化」という社会的背景の中で、より良い環境を求めて人材が動くことで労働市場は活性化しますが、一方で良い人材がなかなか集まらず、人材の確保に苦戦を強いられる企業も多くあると思います。人材が流動的で会社への帰属意識が低下すると、人の入れ替わりも激しくなります。
そのような環境の中でも企業の事業活動を停滞させず向上させるために、限りある人材をよりコアな業務に集中させる手段として、経理会計業務をアウトソーシングすることは社会的背景にマッチしており有用であると思います。
■経理会計業務をアウトソーシングしたい理由
弊社へお客様よりお問い合わせ頂く中で、経理会計業務のアウトソーシングをご検討頂いている理由として特に多いものが2点あります。
①経理担当者の退職や異動が決まり、採用活動が上手くいかず後任が決まらない。
経理担当者が不在になると、業務が属人化していた場合、支払の遅延などで取引先との信頼関係に傷がついてしまったり、会計が停滞して事業活動の状況が不明確になってしまいます。
また、今までの属人化した体制をこの機会に解消したいというご要望もあります。
②事業拡大により経理担当者の業務負荷が増えてしまった。
業務負荷が増えることで日々の業務に追われ、突発的な対応も増えて、業務効率化や電帳法・インボイス制度などの近い将来の課題に対して手が付けられないというお悩みがあります。
このような理由は、人材を確保することに苦戦されている結果でもあり、前段でお話しした社会的背景が要因の一つと考えられるます。
■経理会計業務をアウトソーシングする有用性
以上の課題は、経理会計業務をアウトソーシングすることで、人材確保に要する時間も在籍している人員の時間もコア業務に集中することができ、お悩みが緩和されることと思います。
弊社OAGアウトソーシングは専門家が在籍し、より多くのノウハウを有しています。品質を担保しながらも継続して安定したサービスを提供することが可能です。
社員一同、皆様からのご相談をお待ちしております。