こんにちは、BPOコンサルティング部の草刈です。

いつも当サイトをご覧頂きましてありがとうございます。

今回は弊社のBPOサービスの導入事例をご紹介致します！

1. ■BPOサービスを導入頂いた経緯

今回ご紹介するのは、システム開発を事業としているお客様（以下A社）が弊社のBPOサービスを導入頂いた事例です。

Ａ社には長年経理実務を担当しているベテランの経理マン（以下B様）がご在籍で、Ａ社のみならず関係会社の経理も担っていらっしゃいます。会社経理を熟知しているＢ様ですが、間もなく定年を迎えられてご退職されることが決まっています。後任者はいらっしゃいますが、今後も関係会社含め複数社の業務を遅滞なく進める上で、社内の業務負担を減らしたいご意向があり、弊社へアウトソースのご依頼を頂きました。

人が変わるたびに引継ぎ項目を整理して、引継ぎのスケジュールを検討し、進捗管理をすることは煩雑であり、そのような業務から解放されることもBPOサービス導入の利点であります。

• ■BPOサービスの導入準備

弊社ではサービス開始前にお客様へ綿密なヒアリングを行い、弊社で引き継ぐ業務内容をお伺いし、サービス開始にあたってどのような準備が必要か検討します。

弊社のBPOサービスは、原則、現地にて当社派遣社員が振込業務などの日常経理を担い、当社スタッフが伝票の起票から月次年次の会計を取りまとめる「人+BPO」を主体としています。

しかしながら、今回のお客様のＡ社は、現地に派遣する人材は不要で「業務はオンラインで対応して欲しい」というご依頼でした。現在のコロナ禍という社会情勢により、感染防止対策の一環として、リモートワークを推進するお客様も多くなりました。弊社ではそのようなお客様のご要望にも柔軟に対応して、サービス内容をカスタマイズさせて頂いております。

カスタマイズしてオンラインで円滑に業務を進めるためにはインフラ基盤が重要であり、弊社では以下の外部サービスを使用し、お客様のニーズに応えています。

①オンラインストレージ（お客様と弊社の共有フォルダ）

インターネット上にデータ保管できるサービスで、お客様との会計資料の受け渡しやスケジュール管理等の情報共有が円滑に行えます。GoogleやMicrosoft等多くの企業でサービスを提供しています。

②ビジネスチャット

お客様とグループチャットを開設して業務連絡等のやり取りを行います。毎回宛先やCCにアドレスを設定する必要がなく、メッセージ作成の時間が短縮され、過去のやり取りも素早く閲覧できます。ChatworkやSlack等、こちらも多くの企業でサービスを提供しています。

• ■BPOサービス導入後

弊社サービスを導入後、毎月の振込業務はWEBバンクを、納税はe-Taxを利用することで銀行往来を減らし、可能な限り経理業務をオンラインで完結しています。会計システムはＡ社にてクラウド会計を導入頂いていますので、弊社の会計入力の結果もタイムラグなくご確認頂いています。（付随サービスとして、会計システムの入れ替え時の初期設定や過去データのコンバートも弊社にて対応しております。）

また、A社との毎月の定例ミーティングもZoomやGoogleMeet等のWeb会議を利用していますので、このコロナ禍でも関係者が集まり必要な情報を一同で共有しています。

上記のオンライン化以外にも、当社にてスケジュール管理・タスク管理も徹底して行いますので、Ａ社にて遅滞なく会計が締まるようサポートしています。

今回紹介しましたＡ社には当社サービスをご利用頂いて数カ月経ちましたが、経理担当のＢ様からも業務負担が軽減されたと喜びのお言葉を頂いております。

コロナ禍により業務のオンライン化が加速していますが、当社ではお客様のご要望に応じて、時代にマッチしたサービスをご提案致します。是非ご相談をお待ちしております。