有効求人倍率の計算方法とは?
こんにちはOAGアウトソーシングの井上です。
毎月テレビやネットニュースなどで、有効求人倍率のポイントが、何ポイント上がった下がったなどと見る機会があると思います。そこで今回は有効求人倍率の計算方法をご紹介いたします。
有効求人倍率とは
ハローワークの有効求人数と有効求人者数をもとに算出される、求職者1人当たりに何件の求人があるかを表している指標になります。有効求人倍率が1倍よりも大きければ求職者よりも求人数が多く、売り手市場となっており採用することが難しい状況を表していますが、1倍未満ならば求人数よりも求職者が多く、買い手市場となっており人材が採用しやすい状況を表しています。
《補足》
①有効求人数とは
今月の新規求人数と先月から繰り越された求人数
②有効求職者数とは
今月の新規求職者数と先月から繰り越された求職者数
有効求人倍率の計算方法とは
ハローワークに登録されている有効求人数を有効求職者数で割って計算します。
≪ 例 ≫
有効求人数1000件で、有効求職者数800人の場合。
1000 ÷ 800 = 1.25
有効求人倍率は1.25倍となります。
有効求人倍率の状況
コロナが騒がれ始めた2020年3月の有効求人倍率は全国で1.43倍(東京都は1.33倍)ありましたが、2021年3月では全国で1.12倍(東京都は0.88倍)と下がっています。
職種別で経理事務は、2021年3月の有効求人倍率は0.58となっておりますので、経理事務の人材が採用しやすい状況となっております。
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