こんにちはOAGアウトソーシングの井上です。

事業拡大や急な退職者が出てしまい、新しい人材を採用しようと募集は行っているが、採用がうまくできていない企業が多いと思います。

今回は、「求人募集を出しているが良い人材からの応募がない」「選考途中に辞退されてしまった」など、採用ができていない企業の5つの原因と改善ポイントをご紹介させていただきます。

■採用ができていない企業の5つの原因＆改善ポイント

原因1・採用したい人物像が明確になっていない

　募集を始める時に人事部門と事業部門の間で、採用したい人物像が明確にまとまっていない場合には、書面選考や面接を行っても採用には結びつきません。採用を行う際には、まずは具体的に採用したい人物のスキルや経験などの精査行い、採用の基準を明確にして採用を行いましょう。

改善ポイント：採用基準を明確にする

原因2・採用募集媒体が間違っている
　求人サイトや人材紹介会社、ダイレクトリクルーティングなど様々な採用募集媒体がありますが、どれでも良いわけではありません。採用したい人材によって採用募集媒体が異なりますので、まずはそれぞれの媒体のメリットやデメリットを確認しましょう。それにより求める人材が多くエントリーされていそうな媒体を選びましょう。

改善ポイント：適切な媒体を選定する

原因3・求人内容が良くない
　求人募集を出す際に、社内で検討して良い条件で募集を出したとしても、他社がそれ以上に良い条件で募集をしていれば応募が来なくなります。まずは、同じポジションの人材を採用しようとしている企業を分析して求人募集を作成しましょう。

改善ポイント：他企業を分析する

原因4・応募から採用までのスピードがない
　求職者の応募から採用までに時間をかけてしまうと、他社で内定をもらい辞退をされてしまいます。面接回数を少なくすることやWeb面接を導入するなどして、採用が決定するまでの時間を短くしましょう。

改善ポイント：採用決定までの時間を短くする

原因5・面接がうまくない
　面接担当者が候補者を面接した際に、頼りなさや間違った質問などをしてしまうと、悪い印象となり辞退をされてします。特に久しぶりに採用を行う企業では起こりやすい事例です。事前に面接のロールプレイング（模擬面接）を行い、会社説明や面接時の質問などがスムーズにできるように練習しましょう。

改善ポイント：面接担当者のスキルを上げる

■まとめ

　最近の採用状況では、2021年6月の有効求人倍率は1.13倍となっており、売り手市場（求職者が有利な状況）となっています。しかし、職業別では経理・会計事務職の有効求人倍率は0.53倍となっており、買い手市場（企業側が有利な状況）となっております。
OAGアウトソーシングでは経理に専門特化して20年以上の経験があります。経理人材の採用がうまくできていない場合には、まずご相談ください。選考方法の見直しや人材のご提案など幅広く対応させていただきます。