テレワークを希望する経理人材が増えています。経理テレワーク化の導入手順をご紹介します。
こんにちは、BPOコンサルティング部の吉澤です。
2020年8月10日掲載のマガジンでは、「テレワーク導入が優秀な人材の採用につながる」をテーマにして、テレワークを導入することで優秀な人材の獲得につなげるお話をさせていただきました。
弊社で実施している登録面談でも、派遣先や転職先を選ぶ条件として、テレワークの導入を条件している求職者が増えています。
テレワークを希望する方は、性別や年齢を問わず増加しています。
優秀な人材の獲得及び退職を防ぐためにも、経理業務をテレワーク化して経理体制の改善および強化を図りましょう。
それでは実際に経理業務をテレワーク化することの導入手順をご紹介します。
≪具体的な導入手順≫
- ①記帳・会計ソフト
手書きで伝票を起票するなどアナログな方法を継続している場合や会計ソフトがインストール型で、使用人数の制限があったり、使用する場所が社内のパソコンに限られる場合は、手書きの伝票を廃止して、デジタル化することや会計ソフトをクラウド型に変更して、インターネットの環境があればどこでも使用できるようにして、また、同時に複数名で使用できるようにする。
- ②支払い
銀行窓口で支払いしている場合や請求書が届くたびに都度払いをしている場合は、インターネットバンキングでの支払いに変更して、都度払いを無くし、支払い日を設定して支払い回数を減らす。
- ③請求
紙で請求書を印刷し、捺印して郵便で発送している場合は、PDFなどで電子化した請求書をメールで発送する。
- ④コミュニケーションツール
社内の連絡は「Chatwork」などのコミュニケーションツールを活用する。また、打合せや会議などは、対面ではなく「Google Meet」などのテレビ電話ツールを活用する。
- ⑤帳票の保管
帳票などを紙媒体で社内のキャビネットに保管している場合は、スキャンして、クラウドストレージに保管する。閲覧したい帳票をどこでも確認できる環境を整備する。
これを機会に経理業務をテレワーク化してみてはいかがでしょうか。
弊社の派遣スタッフにはテレワークしながら、効率良く業務を進めている方が多く就業してします。お気軽にご相談ください。