扶養内で働くスタッフを労働力に活かす!
こんにちは、BPOコンサルティング部の和田です。
以前のコラムにも書かせて頂きましたがBPOコンサルティング部には、
経理を専門とした「派遣」「紹介予定派遣」「人材紹介」の3つのサービス提供しているHRコンサルティングチームがあります。
弊社では、経理経験が高く、派遣先からも評価が高い扶養内の派遣スタッフが多く活躍しています。
そこで、今回は「扶養内で働くスタッフを労働力に活かす!」をお伝えしたく思います。
まず、扶養控除には、「税制上の扶養」と「社会保険上の扶養」の2つがあります。
前述した、扶養内で働くスタッフを労働力に活かすとは、「社会保険上の扶養」であります。
◾️社会保険上の扶養とは
「社会保険上の扶養」とは、年収106万円までと年収130万円までの2つがあります。
【年収106万円】
従業員数(厚生年金に加入)が501名以上など、いくつかの条件を満たす企業の場合、その企業の社会保険に加入する必要があり、扶養から外れることになります。
【年収130万円】
夫の年収が1,120万円以内の場合、年収130万円までなら夫の扶養範囲なので控除対象になります。
以上となります。
◾️扶養内で働くスタッフのメリット
①扶養内で働きたい求職者はとても多い!
社会保険上から夫の扶養範囲で働きたい場合が多くありますが、「小さな子供がいて、週5日も働けない」「子供のお見送りお迎えがあり10時出社16時退社で働きたい」などの意見が多くあります。
弊社でも、扶養内で働きたい求職者が多くいますので、採用に苦労されている企業様は是非、ご検討してみては如何でしょうか?
②扶養内の求人数が少ないため、採用の競合性が低い!
フルタイムのパート社員や正社員を募集する場合の多くの企業様では、売り手市場である今、希望する人材を採用するのに苦労されており、優秀な人材の採用が出来ないとお悩みがあるかと思います。
しかし、扶養内の求人数はまだ多くなく競合性が少ないため、理想的な採用活動が可能であります。
③社会保険料の会社負担を削減できる!
扶養内であれば社会保険は夫の社会保険に加入となりますので、社会保険の会社負担はゼロとなります。
給与額の約15%は会社負担となりますので、法定福利費の削減が可能であります。
この機会に「扶養内で働くスタッフ」を労働力に活かしてみては如何でしょうか!
OAGアウトソーシングのHRコンサルティングチームでは、扶養内を希望する経理経験が豊富なスタッフが多くいます。
是非、お気軽にご相談下さい。